雷探知警報器【NTD-3111】
発雷探知警報器NTD-3111(THUNDER DETECTOR)は、センサ部の設置場所から40km圏内で発生する雷放電を伴う雷や雷放電を伴わない雷(生成雷)を探知し、本体部に設定した警報レベル以上になると警報(アラーム)を発します。
おもに通信設備や遊戯施設での保全的運用等で、雷から施設や人体の回避運用または行動を助けるために用います。
特長
- 探知能力が40kmと広範囲にわたります。
- 雷放電、落雷がなくても、電荷を伴った雲を検出し、稲妻、雷鳴などが発生する前から雷警報を発することができます。
- 警報レベルは地形の状況に合わせて任意に設定できます。
- 検出部の計量積分値をソフトで処理しているため、検出誤差が無く高精度です。
- 警報接点出力・プリンタインターフェース・PC通信インターフェースを備え、外部拡張性に優れています。
- 従来のものに比べ、軽量・コンパクトです。(当社比)
ラインナップ
型番 |
NTD-3111 |
センサー部 |
型式 |
NTD-301AT ※単体での販売はしておりません |
雷探知距離 |
約40km |
アンテナ |
直径 500mm 2枚 |
入力変換器 |
積分時定数0.5秒、保護避雷器960V |
ケーブル |
高周波同軸ケーブル |
ポール |
長さ3000mm、直径89mm |
本体部 |
型式 |
NTD-311B ※単体での販売はしておりません |
電荷検出感度 |
10・20・50・100mVの4段階切り換え |
計量方式 |
定値積分値の累積計量 |
警報発生レベル |
1.5・2.0・2.5・3.0の4段階切り換え |
表示 |
液晶16文字・2行及び3色LED表示 |
ハードウェア仕様
- 外部出力端子
- セントロニクスコネクタ(36Pハーフピッチ)
RS-232C(9P D-sub)
外部警報出力(4極 クランプ端子台)
- ケーブル長
- 本体-センサー部間同軸ケーブル:約100m
- 電源
- AC100V、50/60Hz
LR6 単3アルカリ乾電池(停電時バックアップ)
- 最大消費電力
- 待機時 7W以下 最大 10W以下
- 外形寸法
- 約 220 mm(W)×44 mm(H)×304 mm(D)※ケーブル・突起部除く
- 質量
- 本体部:約2.0kg(電源ケーブル含む、停電バックアップ用乾電池除く)
センサー部:約12kg(支線ワイヤーセットと同軸ケーブルを除く)
- 動作時環境
- 温度0℃~+40℃
湿度20~80%(結露なきこと))
- RoHS指令準拠
- 準拠
- 本体付属品
- 電源ケーブル×1、ユーザーズマニュアル×1、単3形アルカリ乾電池×4
- センサー部付属品
- ■センサー部セット
アース線(IV線、約8.0m)、アース棒(約0.9m)、同軸ケーブル(5D2E線、約100m)、支線ワイヤーセット(3本)、入力変換器、自己融着テープ)
ギャラリー
センサー部
本体部